情報を得ることの大切さとその方法

こんにちは、お久しぶりです。クリスマスイヴにやることがなくてすげえ暇だったので久しぶりに文章でも書いてみようかなと思いました。

さて、今年のシャドウバースの大会シーンも全部終わりましたね。ふぇぐさん達日本選手の世界大会での勇姿を見て来年こそは自分が勝つんだ!!!と意気込んでいる人も多いと思います。私もその1人です。

でもじゃあ私達凡人は何から始めりゃいいのかと。とりあえずレートやるだけやってみる?適当にラダー走ってみる?多分ですけど凡人がやって得られるのは俺はシャドバをいっぱいやってるんだ!なのに勝てねえなんでだよリューク!そこら辺のやつよりは少なくとも俺は強いのに!っていう無駄な自信とチンケなプライドだけだと思います。このふたつだけで勝てるようになれる人間はもうそれただの天才です。

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とあるTCG出身の友人は今年の三月頃私にこう言いました。

「カードゲームは人脈ゲーである」

まあこれは言われた時なんとなーくは理解できたし今となっては確信となってます。事実最近のRAGEやレート杯では勝てている人は他者と情報共有の出来ている人間が多数を占めています。クイーンズカップスイスドロー上位の方の報告ツイートを見てみるとだいたいそこそこ名の通ってるプレイヤーへの賛辞が書かれていました

(まあ要するにクイーンズカップはシャドバ女子という名のサーヴァントを操るマスター同士の戦いだったんですけどね)

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私自身もありがたいことにいくつか情報を交換させてもらえる場を今はいくつか提供してもらえてる身なのですが、これによって私が得ているメリットは大きく分けて3つあると感じています

  1. レートを用いたアーキタイプの流行度調査や新アーキタイプの発見が一人でやるよりも格段に効率がいい
  2. 環境序盤から中盤にかけて猛威を奮ってるデッキのリストをより洗練したりまたそのデッキへのメタデッキを考えることが一人でやる時の何倍ものスピードですることができる
  3. 自分のプレイを第三者に見てもらってダメなところを指摘(あるいは叱責)してもらったり上手い人のプレイを見ることが出来る

この3つですね。3人そろえばなんとやらという言葉がありますが1人では見えない観点って自分の思っている以上にあると思っていいと思います。でもね、こういう情報共有には割と落とし穴がありまして

仲が良すぎたりお互いのことを信頼しすぎてるがあまりプレイや構築が一方向にかたまりやすくそれが原因で大会で全員大爆死する可能性もあるんですよね

これ、私個人の考えなんですけど多分この事故いわゆる窓よりもチームで起きやすいと思うんですよ。そりゃあチームって長い期間ずっと一緒に活動してますからね、むしろそこで一生風上立ててる人間なんて勝ちたいって思考からすれば理にかなってますけど人としてはサイコパスです。

なんならチームに入ってる人間でも窓をメインに活動してる人間は少なくありません。実際強くなりたいと思う人間がより高みを目指すのは当然ですから。でもね、ひとつだけ疑問なんですけど

チームは大体が掛け持ち禁止なのにそこのメンバーが同じような活動をしてる窓にいくつも入ってるのおかしくね?ならもうチームも掛け持ち可能でいいじゃん

そろそろチームのあり方も変わっていいんじゃないでしょうか?

ちなみにこちらチームに入ったことは2回しかないし1つは3日で解散したしもう1つは4週間で抜けたチームエアプの社会不適合者です対戦よろしくお願いします

でもね、窓もチームも結局人脈とか実績ないと入れねえじゃんタコスがよおって人の方が多いと思います。俺もずっと思ってたしそりゃあそう。正論of正論。

なのでいくつか他の人から聞いた能動的な行動で情報を得る方法を紹介しようと思います。

環境初期はJCGの他人のリストをチェックしまくる

環境初期はレートもないため腕試しにレート杯出場者などの有名な上位プレイヤーが腕試しでJCGに参加していることが多いです。そしてJCGはリスト公開制の大会なので出場してる選手全てのリストを誰でも閲覧することができます。(まあこれがあるのでレート勢の上位プレイヤーはレート期間はJCGへの参加に消極的だったりするのですが) これをすると環境初期のある程度の完成度のあるたたき台となるリストが誰でも簡単に手に入れることができるのです

たたき台のリストの回し方を知るためにランクマッチを使う

リストが手に入ったってマリガンやデッキの回し方はJCGのリストだけではわかりません。ここでそれを学ぶために使うのがランクマッチです。ここで「potwasherさんとかsurpassさんがラダーやると下手くそになるって言ってたしラダーには雑魚しかいないからやりたくない(メガネクイクイクイクイ)」と言う人がいるかもしれません。確かにもっともかもしれません。 でもここでの目的はMPを盛ることじゃなくて様々なカードをキープするのを試すことでデッキを回す上で大事なカードやデッキの中で不要かもしれないカードを見つけ出すことです。まあ動作確認ってやつですね。リストを見ただけでデッキに要らないカードやデッキの回し方、マリガンが瞬時にわかる方はただの天才なのでブラウザバック推奨です。そういう能力はないけどとにかくラダーが嫌いなんだ!って人はレートでやればいいと思います。ただ、タコ負け必至だと思うのでそれに耐えられる人に限りますが。

レートで高レートのプレイヤーや有名なプレイヤーに当たった時は勝ち負けより相手のデッキ全てをめくるイメージでなるべく試合を伸ばす

さてみんな大好きレーティングforシャドウバース。私もだいぶお世話になっています。gamebox様には感謝!圧倒的感謝!

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でも無作為にやってもろくなことはありません。まず俺ら凡人が適当なプレイと適当な構築でレート杯出場ボーダーまで行けるわけもなく。じゃあなんのためにやるのかと言えばデータ集めです。よっぽど低いレートまで落ち込まない限りレート1700あたりの100位圏内の人には当たる可能性があります。当たったらその人のデッキと出てきたカードを全部メモリましょう。試合に勝てそうな時はもちろん勝ちに行くべきですが負けそうな時はすぐ降参するのではなく1枚でも多くカードをプレイさせて相手のデッキに何が入ってるのか丸裸にしましょう。これを上位層何人かにやると隠されてる強いデッキや強いカードを見つけることができます。私はこの方法でBOS期の翠嵐ミッドレンジエルフやOOT期のナーフ前アーサーミッドレンジロイヤル、ミッドレンジネクロを見つけました。上の人間が何人も使ってるデッキは強いデッキなんです。

自分がプレイ出来ない時はレート配信は見るべき

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上の画像を見てください、これはOOT後半で大暴れしていたいわゆるからくりロイヤルと呼ばれるアーサー抜きミッドレンジロイヤルですね。OOTグランドファイナルや世界大会、プロリーグでも見ない大会シーンがないと言われるくらい有名になったリストです。でもね、実はこれ10月の途中には誰でも手に入れたりプレイを見る機会があったんですよ。右下のlogicoolのアイコンを見て察する方も多いと思いますがこれはDNGのSpicies選手の放送で公開されていたものです。Spicies選手のバックにいるのはいわゆるレート窓と呼ばれているこの界隈屈指の最強調整チーム。Spicies選手は細かいプレイの話までしながらデッキをレートで回していました。まだアーカイブは残っていると思います。これ以外にもSpicies選手は蝙蝠ヴァンプやミッドレンジネクロも配信内で回していました。毎試合毎試合プレイを言語化しながら一つ一つ淡々とプレイしていくので見ていて非常に勉強になります。ほかの配信者で言うとかわいさんやよしもとリバレントのけんぴ選手の配信も常にプレイや構築のことのみを話しながら配信してくださってるので見ない理由がないです。

 

とまあこんな感じで一人でやっていても情報を得る方法って結構ありまして。ここら辺を試しながらレートや大会に出続けていればJCG入賞とかレートランクインとかRAGEマネフィとかなんかしら引っかかってくれてそこから自然と周りに人が集まってくるって流れになることがあるらしいですよ。まあコミュ力ある人とかはこんなことしなくても気軽にDMやリプで上手い人に凸って人脈作るんでしょうけど私みたいな社会不適合者ならおすすめはしないです。ただ例外は一つあって女性ならこの方法取るべきだと思います。膣アド使いやがってとかメガネクイクイしてくるオタクがいるかもしれませんがそんなの無視しましょう。冷静に考えてください、女性にプレイ教えてくださいって言われて断るオタクって極小数の悟りを開いてる人達くらいだと思うんですよ。情報を得るために使えるものは全て使いましょう。

 

まあこんな感じで情報を得ることはできると思います。ただ、最後に大事なことがあって

いくら情報を得たり得られる環境があっても結局自分でプレイしたり他の人に咎められた内容を改善していかないと全く意味がないってこと

情報や調整環境はあくまでも勉強でいう教材に過ぎません。自分で演習しないと意味が全くないです。

せっかく自分のプレイを咎めてくれる人間がいるのに改善しようとしないのは怠惰としか言いようがありません。てかその環境恵まれない人間に全部譲れやタコス

 

こんなこと偉そうにつらつら書き連ねてますけど自分は未だに下手くそですので来年は今年以上に努力するつもりです。後一歩で届かなかったプレーオフの舞台に経つのが来年の目標です。

というわけで皆さん良いお年を。次は歌い手のライブに行く意味でも書こうかなと思ってます。