OOTRAGEと諸々の話

構築の話


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持ち込んだ構築は蝙蝠ヴァンプとミッドレンジロイヤル。諸事情で調整する時間が全然確保できなかったため構築は某窓で頂いたものを持って行った。前日までは侮蔑の使徒と竜の翼を採用したバーン寄りのドラゴンをミッドレンジロイヤルの代わりに持ち込もうとしていたが

  1. 相手の横並べ展開に対応できる札がガルミーユに依存しすぎていたこと
  2. ドローソースがコンボカードばかりで安定性にかけていたこと
  3. 20点削りきるのにガルミーユ翼アジダハーカ使徒のうち合計3枚は引かないと勝てない

などの理由にデッキ提出前日にようやく気づき破り捨てた。ちなみに突発レートはDVで潜っていたが17-17のほぼ5割だった。うんち💩

蝙蝠ヴァンプはドロソを極限まで増やしつつ上振れ要素を無くさないギリギリのところとして2枚ドローできる札を7枚採用。ヴァーナレクはパワーはあるものの自傷もドローもしない浮いている札でこいつ単体では勝てないために2枚採用に抑えた 姦淫の翼は好き嫌い分かれるカードだが個人的にはヴィーラ翼のゲームを決めるレベルの決定力とエンハンスのドレイン効果によるライフ回復が偉くて上振れカードとしてピン採用。プレイが死ぬほど難しく本来のデッキパワーの5割くらいしか引き出せなかったと思う。学ぶことが多いデッキなのでRAGE後も一生触ってると思う。

ミッドレンジロイヤルは最終日に片方のデッキが消えたので途方にくれていた時に拾ったデッキ。なので初めて回したのはRAGE一回戦の第2試合だった。(こいつシャドバ下手くそな癖に随分舐め腐ってんな)ただロイヤルにパワーを感じた場面があってそれがこれ

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オテクさんに負けたのお前?オテクさんに負けたのお前?オテクさんに負けたのお前?お前オタリス?お前オタリス?お前オタリス?

てなわけでロイヤルを選択。構築はオーソドックスな3×13+1。先陣と使徒とオクトリスがとにかく偉かった。ピンは自由枠で雑に強いゼタを選択。使ってみて思ったことは

  1. 使徒ってカード原初やんけ
  2. オクトリスは対面から有効なラスワ盗むと相手が焦ってミスを勝手にしてくるからオフライン大会最強
  3. ライフ回復しながら3面展開する戦陣は横並べできることが強い環境的に3確定だった
  4. ミラーがだいぶ分岐あってDBN並に複雑。1日目の夜に知り合いと即席で詰めたが奥深すぎて2人で半分諦めてた
  5. レイサムが財宝カードの靴で着地しやすくなった

こんな感じ。下手くそな自分でもめちゃくちゃ勝てたからパワーを感じた。

試合結果

day1 5-1

負けたのはWDの組み合わせ。RvsWのゲームプランみすったくさいのとガルミーユに顔削られまくってそんなにへこまず。WOFのlalaさんと当たった時会場配信卓に呼ばれてうんち漏らした

day2 5-2

負けたのはどちらもRVの完全ミラー。お二方ともうまい人だったこともあり自らの練度不足で負けたのが明らかだったので自分への怒りと悔しさが大きい。最後魂の一戦に負けた相手であるkeiさんがファイナリストになってくれて本当に嬉しい

2連続マネーフィニッシュして思うこと

まず1つだけ言っておきたいのは

僕は構築力もないし高い精度のプレイを常時たたき出すことが出来る訳でもない3流プレイヤーだということ

仲のいい人なら知ってるかもしれないけれども僕はDBNRAGEで0-2している。しかも当時の僕はRAGE一週間前に当時のロイヤルミラーの時ベア単キープしてとある人に「お前はうみねこ以下だ酷すぎる」と言われるレベルだった。レートもやったが100戦やって45-55というヤバすぎる成績なのに当時の僕は「こんなにやってるのになんで上手くなれないんだろう」とか呑気に考えていた。皆さんの中にも同じようなことを今も思っている人もいるかもしれない。でもこれへの答えは簡単で

強さというものはポケモンのレベル上げみたいに経験だけ積めば上がる単純なものでは無いってこと

勉強で例えるならマリガンやプレイの基礎的な考えが教科書や参考書で周りの強いプレイヤーさんや配信している強豪プレイヤーは学校の先生でランクマッチやレートを問題演習だと思ってほしい。教科書や参考書をきちんと理解せずにただ闇雲に問題演習したり学校の先生の授業をノートを取らずに見るだけでわかったつもりになっていたってテストでいい点が取れるわけではない。

DBNの当時悩んでいた僕にとある友人は「脳みそ硬いプレイうんこ思考回路はあまちゃん勝つ気あるの?脳みそ使ってどうやったら勝ちに繋がるか死ぬ気で考えてみろ。そしたら何となくどうやったら勝てるのかわかってくるよ」という耳の痛いありがたい話をしてくれた。この時に初めて自分が弱いプレイヤーだと受け入れることができた気がする。

受け入れてから僕がやるようになったのは

  1. レートやJCGのリーダー使用率やアーキタイプ別使用率などの分析
  2. 世間で強いと言われてるデッキを実際に回してみて、わからないことはランクマッチで高勝率や大型連勝をたたき出している人に質問しに行く
  3. 勝てそうだったのに気づいたら負けていた試合に関しては必ず直後に感想戦をやって原因を確かめる
  4. 負けをすぐに自分の下振れや相手の上振れのせいにしない
  5. 学んだことは100%吸収する

の5つ。この5つは誰でも出来ることだと思う。1はJCGの統計を担当分けして取ってる公募制のグループもあるし2はチームに入ってる人はチームメンバーに意見を聞けばいいし入ってない人は思い切ってDMで強いプレイヤーさんに突撃隣のDMをしてもいいかもしれない。チームに入ってる人間には教えたがらない人もいるが無所属の人間にはまあよほど忙しくない限り教えてくれる人間が大多数だ。

とまあこんなふうに偉そうに書いてはみたものの未だに僕のレートの勝率はクソザコナメクジだしRAGEの最近の結果に関してはフロックだと思っている。RAGEという大会は2敗したら終わりの糞ゲーなのでRAGEの結果は実力を示すものではない。でもシャドウバースの大会の中で最も大規模な公式大会だし勝ちたいよね、お金もらえるし。んで直近の2大会で学んだ教訓は

  1. 下手くそなら少なくとも1つは誰も止めることのできない上振れムーブのあるtier1デッキを使うこと
  2. 前日に睡眠時間をしっかりとること
  3. 合間の休憩時間をうまく活用すること
  4. ワンミスや1敗程度で凹まないこと

1は特に大事。イージーウィンで2-0すると次の試合までの休み時間が長いことから余裕を持って色々行動することが出来る。4も大事。人間はミスする生き物でそこから以下にゲームを壊さないかが注意するべきこと。この4つを抑えれば僕みたいな3流プレイヤーでも運が噛み合えばマネーラインまでは行くことができた。

でも本質的な強さはまだまだだし結局魂の一戦に負けるノミの心臓だから日々精進していくしかない。来年のRAGEではプレーオフあるいはファイナリストまで駆け上がりたいと思っている。